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患者さまから信頼される歯科衛生士になりたい

歯科衛生士 2
M.H
歯科衛生士/2009年4月から勤務

説明を記録に残すことの大切さ

 3年前に栄養士から転職したH歯科衛生士は、自分にできることとできないことを整理しながら少しずつ前進することを目指してきた。そのなかでも進歩を実感しているのが説明の技術だ。「集中予防の診断を任せていただける機会も増えたので、レントゲン写真をお見せしたり、説明用の資料に手書きで補足したりしながら患者さまの状態についてできるだけわかりやすくお話しし、資料をお持ち帰りいただいて、理解を深めていただけるようにしています」と日頃の心がけを話す。先輩からのアドバイスもあって、各治療メニューのメリット・デメリットをまとめた表を自ら作成して手渡したりもしている。「次にご来院されたときに患者さまがお口の状態をよくわかってくださっていると感じられると、とてもうれしいですし、その後の治療やケアもスムーズに進みます。口頭での説明だけでなく視覚に訴え、記録に残すことは、患者さまと私たちスタッフ双方にとって大切なことだと思います」と実感をこめる。
 ベル歯科医院のメンテナンスは自由診療なので、受ける人の経済的負担は保険診療に比べて大きい。「一般の患者さまにその違いをご理解いただくのは難しいと感じることもあります。だからこそ説得力のある話し方が大事なのだとも思っています」とH歯科衛生士。自分の説明によってメンテナンスの良さを感じ、続ける決意をしてもらえたときは、大きなやりがいを感じるという。

状態が良くなっていく患者さまの笑顔を励みに

 こうして日々の仕事を楽しそうに話すH歯科衛生士だが、この3年間には「技術面や知識面の未熟さから難しいなぁ」と考えることもあった。しかしそのつど、「メンテナンスをしてもらって良かった、ありがとう、といった患者さまからの言葉や、周りのスタッフからの励ましで頑張ることができました。そして自分の技術や知識を磨こうと強く思うようになりました」と振り返る。思い描くとおりの仕事ができずに落ち込むことはいまでもあるが、歯科衛生士の専門性を発揮できる職場で勉強しながら働ける現在の環境に感謝するとともに、状態の良くなっていく人たちの笑顔を励みにしながら前向きな気持ちを維持している。最近は、うまくいかないことがあっても、次の機会に活かそうと思えるようになった。「これも進歩」とうれしそうに語る。今後は、先輩歯科衛生士たちがそうであるように、「Hさんお願いします」と指名されるくらい信頼してもらえる歯科衛生士になることが目標だ。
 これから就職する歯科衛生士には、自らの体験を踏まえ、「働きながらステップアップできる職場を勧めたい」と言う。「その意味でベル歯科医院は本当に良い職場です」と充実感いっぱいに微笑む。

2012年3月インタビュー
 
自分のやり方で自分の仕事をしている実感
友人の影響を受け栄養士から転身

 前職は栄養士。病院や老人施設に2年間勤務し、主にきざみ食、ミキサー食といった、摂食・嚥下機能に合わせた食事の配膳を行っていたというH歯科衛生士は、歯科医院で歯科衛生士として働く友人の話を聞くにつれこの仕事に魅力を感じるようになり、ついには歯科衛生士学校に入学。資格を取得し、転身を果たした。「栄養士のときは患者さまと直接かかわることはほとんどなかったのですが、歯科衛生士は患者さまと直に向き合います。もともと人に喜ばれること、役に立つことをしたいと思っていましたので、それが実感できるのがとてもうれしいです」と声をはずませる。
ベル歯科医院に就職したのは、独自の予防プログラムを持ち、本格的に予防に取り組んでいることから、歯科衛生士本来の仕事ができる、また、スキルアップも図れると感じたからだという。やり方も道具もそれまで勉強してきたものとまったく違うため、最初は戸惑うことも多かった。しかし、時間の経過とともにベル歯科の考え方や技術に慣れ、従来はむし歯の治療が主流だった歯科医療が、細菌コントロールによる健康維持にシフトしてきていることを肌で感じるようになった。「きちんと予防をすれば、自分の歯を長く維持できます。いまは、このことを一人でも多くの人に知っていただきたい気持ちです」と、仕事を通して芽生えた思いを語る。

PMTCや小児の集中予防を担当

 現在のH歯科衛生士の仕事は、歯科医師のアシスタントと予防プログラムの実施が半々くらいの配分だ。予防に関しては、治療を終えた人の定期検診とPMTC、小児の集中予防などを主に行っており、1カ月に50人くらいを担当する。「集中予防というのは、口腔の状態を詳しく検査し、1?2週間間隔で計4回、集中的に口腔清掃を行って細菌レベルを一気に下げ、1年計画で良い状態を維持していく手法で、スウェーデンの歯科医師が開発しました。小さなむし歯があってもすぐには削らずに、長い目で観察していくことができるという意味でも、1回限りのPMTCよりも優れていると思います」と解説も明快。予防の大切さを人々に伝えるために、説明の仕方を工夫し、わかりやすい解説を心掛けている。

「歯科衛生士の仕事をしていてやりがいを感じるのは、患者さまに予防の大切さをお話しすることでPMTCへの意欲を持っていただけたときや、PMTCのあとに『気持ちがいい』『歯がつるつるになった』などと喜んでいただけるときです。そして何よりも、『ありがとう』と言っていただけるとき。患者さまからの感謝のお言葉にはいつも感激します」。今後はできることとできないことをきちんと整理し、先輩である3人の歯科衛生士のアドバイスを受けながら少しずつでもできることを増やしていくのが目標。もっとよいサポートができるように、もっとわかりやすく話せるようにと、頑張っている
2010年12月インタビュー

患者さんの口腔を通して感じる月日の重み

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K.T
歯科衛生士/2004年4月から勤務

歯肉のマッサージが好評

 「ベル歯科医院の新しい取り組みとして訪問診療が開始されたり、先輩歯科衛生士が口腔と全身の関係について勉強を始めたりと、いくつかの変化があったこともあり、歯科の仕事が生活に密接にかかわっていることを改めて感じる1年になりました」と、2011年度を振り返るT歯科衛生士。これまでは歯と歯肉の疾患を正面から捉え、それを予防するためにどうしたらよいかという視点を基本に患者さんと向き合ってきたが、口腔の管理が生活の一部であり、それが上手にできるかどうかが食事をはじめとした日々の暮らしや全身の健康を大きく左右することに気づかされ、より生活を意識した対応を心がけるようになったという。そんななか具体的に着手したのは、メンテナンスのために来院した患者さんに、お口に潤いを出すだ液腺マッサージや口腔機能の低下を防ぐための顔面と舌の体操指導を行うこと。「だ液の分泌の少ない患者さまなどにマッサージをしてさしあげると、『入れ歯の調子がよくなった』『歯肉が強くなった気がする』などと言ってくださいます。気分的なものも大きいとは思うのですが、患者さまにそう感じていただけることに意味があると思って実践しています」と話し、「『気持ちいい』と言っていただけるのは、本当にありがたいです」と、笑顔を見せる。

自らの仕事の結果を確認しながらスキルアップ

 入職して丸8年になるT歯科衛生士だが、「いまだにあっという間に時間が過ぎてしまうことの繰り返しです」と苦笑する。ただし、積み重ねてきた月日の重さをしみじみ感じることも少なからずある。それは、長く担当してきた患者さんの口腔の状態が悪くならずに年単位で維持できていることを改めて認識する瞬間だ。「普段はほとんど意識していないのですが、ふと振り返ると、6年、7年と、同じ状態が続いていることに気づく場面が最近よくあるのです。患者さまのお口が健康であること、そのために自分の技術が役立っていると感じられるのは大きな喜びですし、こんなとき、この仕事を続けてきて本当によかったと思います」とうれしそうに語る。
歯科衛生士として感じているベル歯科医院の魅力は、「予防を主体に仕事ができるところ」と明言する。「診療の準備やアシストといった業務も歯科衛生士の大事な仕事ですが、専門的な技術を最も発揮できるのは予防の分野です。努力すれば必ず成果が現れますし、未熟な部分があれば、それもまた結果に出てしまいます。患者さまと二人三脚で予防に取り組むなかで専門職としての責任は重くなりますが、自分の仕事の成果を自分で確認しながらスキルアップしていけるのは貴重なことです」と実感をこめる。
ここ数年は、個人としての知識・技術の習得だけでなく医院全体の発展につながるような仕事をしていくことを目標に掲げている。「自分のことで精一杯、という時期が長く続いていたのですが、やっと少しずつ視野が広がってきました。人一倍時間はかかるかもしれませんが、これからも自分なりに成長していけたらと思っています」。

2012年3月インタビュー
患者さまから信頼される歯科衛生士になりたい
2自分のやり方で自分の仕事をしている実感
メンテナンスだけで月に150人を担当
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 「5年って数字で言うと長く感じますが、実際には本当にあっという間でした。あれもやらなきゃ、これも覚えなきゃと、夢中で過ごしているうちに気づいたら5年も経っていたという感じです」
ベル歯科医院に就職してからの日々を、T歯科衛生士はこんなふうに振り返る。特にここ1年は激動だった。メンテナンスを担当する患者さんが急増したのだ。その数は少ない月で100人程度、多い月だと150人を数える。そのため以前は比較的多かった歯科医師のアシスタント業務がほとんどなくなり、現在は勤務時間の大半をメンテナンスに充てている。「1対1で患者さまに向き合う時間が長い分、負担は大きいですし、責任も強く感じます。でも、その反面、やりがいも感じています」と語る表情は、きりりと引き締まっている。
担当患者さんが増えた理由の1つに、先輩歯科衛生士の退職がある。2008年5月にやめた歯科衛生士が担当していた患者さんをまるごと引き継いだのだ。

  「その先輩は技術のレベルが高く、スケジュール管理などもきっちりこなす方だったので、引き継ぐことになったときは、正直言ってすごくプレッシャーを感じました。自分自身の技術が先輩に追いついていないことで、患者さまにご心配をお掛けしてしまうのではないか、スケジュールを守れるのだろうかと、あれこれ考えてしまって。歯に対して高い意識を持ち、いろいろ勉強しておられるメンテナンスの患者さまを前に、言葉遣いや立ち居振る舞いにそれまで以上に気を遣うようになりました。実際、引き継いだ後しばらくは、ペースをつかむのが大変でした」
仲間に支えられ仕事への姿勢に変化が
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こんな不安や苦労をやわらげてくれたのは職場の仲間や先輩の存在だった。
「患者さまが帰られた後、その反応を受付のスタッフに聞いたり、技術的な面で困ったときにはベテランの歯科衛生士や院長に相談しました。すると、じっくり話を聞いてくれたうえで、私とはまた違う視点でアドバイスをしてくれて、それが大きな支えになりました。そういう中で、受け身だった仕事への姿勢が少しずつ変化して、モチベーションも高まってきた気がしています」

  人の指示で動くだけでなく、自分のやり方で自分の仕事をしている時間が確実に増えたことを実感しているというT歯科衛生士。「これからは患者さまにとって頼れる存在になっていきたいと思っています。予防のプロである歯科衛生士としてはもちろん、歯科医師と患者さまをつなぐ立場としても」と、また一歩、ステップアップしようとしている。
2008年12月インタビュー
患者様に安心感を与えられる歯科衛生士でありたい
スキルが身につき、人の役に立てる仕事
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 歯科衛生士という職業をはじめて知ったのは中学生の頃だ。幼い頃に短期間だけ通ったことはあったものの、その後は縁のなかった歯科医院に、むし歯の治療のため久しぶりに通院した。そのとき歯科医師と並んで働く女性に気がついた。
「むし歯予防の方法をその歯科衛生士さんから教えてもらいながら、『こんな仕事があったんだなあ』って、興味を持ちました。もともとスキルが身につくうえ、人の役に立つこともできる医療関係の職種には魅力を感じていたので、自然に、歯科衛生士になって頑張ってみたいと思うようになったのです」
高校卒業後は短大に進み、ベル歯科医院で実習を行った。そのとき見た先輩歯科衛生士の患者に対する態度、言葉遣い、きめ細かい気配りに触れ、「自分もこんな歯科衛生士さんなら口のことを任せられる」と感じた。そして、「自分にそう思わせるような歯科衛生士がいるこの歯科医院なら、きっと多くのことを学べるに違いない」と思って就職を希望。採用された。
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患者様と直接向かい合える喜びと責任を感じる
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 現在の担当患者数は予防で約30名。ほかに、月に30名ほどのリコール(定期健診)も担当している。当初は、話好きが高じて患者との会話につい夢中になり、時間内に終わらせられなかったり、説明がうまくできなかったりと、なかなかうまくいかなかった。休診日に、「明日は○○様と△△様が来院される……、あの仕事を片付けなくちゃ……」などと仕事のことを考えてしまい、ゆっくり休めないこともあった。
しかし、「ひとつひとつ身につけていこう」と自分に言い聞かせたり、先輩から「できることからやっていけばいい」とアドバイスされたことで、気持ちを切り替えることができた。今では休日に上手に気分転換をし、平日は仕事に集中している。
「自分で判断しなければいけないことが多いので、常に緊張はありますが、困ったときは院長やほかの歯科医師、先輩歯科衛生士に相談できるので、それが大きな支えになっています」
学生時代と違い、患者と直接向き合えるのが楽しいという。ただ、その半面、責任もひしひしと感じるようになった。
「来院されたときに治療を怖がっていた患者様が、しだいにリラックスしてくれて、『あなたがいたから頑張れたわ』と言ってくださったときはうれしかったです。技能を磨くことも大切ですが、そうやって患者様に安心感を与えられる存在でいることも大事だと思っています」
2004年11月インタビュー
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歯科医師レジデント 歯科医師レジデント
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