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患者様に安心感を与えられる歯科衛生士でありたい
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多田可縫
歯科衛生士/就職して5年目
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スキルが身につき、人の役に立てる仕事
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 歯科衛生士という職業をはじめて知ったのは中学生の頃だ。幼い頃に短期間だけ通ったことはあったものの、その後は縁のなかった歯科医院に、むし歯の治療のため久しぶりに通院した。そのとき歯科医師と並んで働く女性に気がついた。
「むし歯予防の方法をその歯科衛生士さんから教えてもらいながら、『こんな仕事があったんだなあ』って、興味を持ちました。もともとスキルが身につくうえ、人の役に立つこともできる医療関係の職種には魅力を感じていたので、自然に、歯科衛生士になって頑張ってみたいと思うようになったのです」
高校卒業後は短大に進み、ベル歯科医院で実習を行った。そのとき見た先輩歯科衛生士の患者に対する態度、言葉遣い、きめ細かい気配りに触れ、「自分もこんな歯科衛生士さんなら口のことを任せられる」と感じた。そして、「自分にそう思わせるような歯科衛生士がいるこの歯科医院なら、きっと多くのことを学べるに違いない」と思って就職を希望。採用された。
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患者様と直接向かい合える喜びと責任を感じる
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 現在の担当患者数は予防で約30名。ほかに、月に30名ほどのリコール(定期健診)も担当している。当初は、話好きが高じて患者との会話につい夢中になり、時間内に終わらせられなかったり、説明がうまくできなかったりと、なかなかうまくいかなかった。休診日に、「明日は○○様と△△様が来院される……、あの仕事を片付けなくちゃ……」などと仕事のことを考えてしまい、ゆっくり休めないこともあった。
しかし、「ひとつひとつ身につけていこう」と自分に言い聞かせたり、先輩から「できることからやっていけばいい」とアドバイスされたことで、気持ちを切り替えることができた。今では休日に上手に気分転換をし、平日は仕事に集中している。
「自分で判断しなければいけないことが多いので、常に緊張はありますが、困ったときは院長やほかの歯科医師、先輩歯科衛生士に相談できるので、それが大きな支えになっています」
学生時代と違い、患者と直接向き合えるのが楽しいという。ただ、その半面、責任もひしひしと感じるようになった。
「来院されたときに治療を怖がっていた患者様が、しだいにリラックスしてくれて、『あなたがいたから頑張れたわ』と言ってくださったときはうれしかったです。技能を磨くことも大切ですが、そうやって患者様に安心感を与えられる存在でいることも大事だと思っています」



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結婚し、子どもを産んでも続けられる職場です
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若林真由美
歯科衛生士/1998年3月〜2007年11月勤務
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担当患者一人ひとりとの関係を大切に
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 生まれつき歯が丈夫で、健診のために訪れていた歯科医院を「楽しい場所」と思って育った若林歯科衛生士。もともと医療関係の仕事に就きたいと考えていたこともあり、高校時代、母親から「進学するなら目的を持ちなさい」と言われたとき、迷わず歯科衛生士への道を選んだ。短大を卒業した1998年、ベル歯科医院が本格的に予防歯科に取り組み始めてちょうど1年目に就職。以来、ベル歯科医院の予防プログラムの進化とともに歩んできた。今では予防の担当患者を100名以上抱え、後輩たちに慕われる存在に成長。そんな若林歯科衛生士も、最初は苦労したようだ。
「就職した頃は、社会人としての自覚が全くなくて、先輩たちから言葉遣いや態度について厳しく注意されたのをよく覚えています。また、学生気分がなかなか抜けなくて、そばにいる人になんでもすぐに聞いてしまっていたのですが、そう簡単に答えは教えてはもらえません。最初の1〜2年は、そんな状況にとまどいながら、なんとか仕事をこなす毎日でした」
注意された場面については自分なりに分析し、院長にレポートを提出しなければならなかった。未熟な自分を見つめる作業は辛い面もあったが、それでも書くことで考えが整理されることも多々あった。歯科医師や先輩歯科衛生士がさり気なく解決のヒントをくれることも多かった。そうこうするうちに、「歯科医院での仕事は雑用も含めてすべてが患者様のためにある」という原則に気がついた。それからは、担当患者一人ひとりとの関係を心から大切にできるようになった。
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「私を必要としてくれる患者様がいる限り頑張ります」
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 就職して5年目に結婚。その翌年には出産も経験した。そのとき院長から、「仕事を続ける意思はあるか」と聞かれた。不安はあったものの結果的に続けることに決めたのは、この仕事が好きだということはもちろん、いつの間にか担当患者への大きな責任感が芽生えていたためだ。その時点で5年以上担当している人が何人かいた。そうした人たちをずっとみていきたいと思ったのだ。これをきっかけにベル歯科医院には託児室が設けられ、保育係が雇われた。
「2歳になった娘と毎日一緒に出勤しています。スタッフみんなにかわいがってもらえる娘は幸せだと思うし、私は私で、いつでも自分の目の届くところに娘を置いておける安心感があります。こんな職場環境を作っていただけたことに感謝しています。今では、院長にクビにされるまでは絶対にやめないと決めています(笑)。私を必要としてくれる患者様が1人でもいてくださる限り、ここでの仕事を続けていきたいと思っています」

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