3年前に栄養士から転職したH歯科衛生士は、自分にできることとできないことを整理しながら少しずつ前進することを目指してきた。そのなかでも進歩を実感しているのが説明の技術だ。「集中予防の診断を任せていただける機会も増えたので、レントゲン写真をお見せしたり、説明用の資料に手書きで補足したりしながら患者さまの状態についてできるだけわかりやすくお話しし、資料をお持ち帰りいただいて、理解を深めていただけるようにしています」と日頃の心がけを話す。先輩からのアドバイスもあって、各治療メニューのメリット・デメリットをまとめた表を自ら作成して手渡したりもしている。「次にご来院されたときに患者さまがお口の状態をよくわかってくださっていると感じられると、とてもうれしいですし、その後の治療やケアもスムーズに進みます。口頭での説明だけでなく視覚に訴え、記録に残すことは、患者さまと私たちスタッフ双方にとって大切なことだと思います」と実感をこめる。
ベル歯科医院のメンテナンスは自由診療なので、受ける人の経済的負担は保険診療に比べて大きい。「一般の患者さまにその違いをご理解いただくのは難しいと感じることもあります。だからこそ説得力のある話し方が大事なのだとも思っています」とH歯科衛生士。自分の説明によってメンテナンスの良さを感じ、続ける決意をしてもらえたときは、大きなやりがいを感じるという。 |