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「丁寧な対応」を追求したい
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今井沙織
受付/就職して2年目
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ファーストフード店から転職
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 ほんの1年前までは、某ファーストフード店で「いらっしゃいませ!」と元気に接客していた。目の前のお客さまとは、基本的にその場限りの出会い。だからこそしっかりと対応し、満足してもらえるサービスを心がけていた。そんな中、「接客の技術をもっと深めたい。より丁寧な対応を学びたい」という気持ちが強くなった。そこで、「痛みや不安を抱えて来院する人たちを繰り返し迎える医療機関で仕事をすれば、相手のことを思いやる、きめ細かい対応技術が身に付くのではないか」と考え、歯科受付の仕事を選んだ。
「最初の半年くらいは勉強のため、歯科助手の仕事をしました。助手といっても患者様に直に接するので、自分にできるか不安だったのですが、やっているうちに楽しくなりました。患者様の不安や恐怖感が伝わってきて、それを和らげることが大事だと感じました。その後は希望通り受付係になり、診療の2日前に行う患者様への予約確認、当日のカルテの準備、会計、次回予約調整などを行っています」受付のほかに、在庫管理も担当している。さまざまな材料、薬品、日用品などの在庫を確認し、注文して補充する仕事だ。「歯科医院には本当にいろいろなものがあります。全部の名前や用途を覚えて、何でも答えられるようになりたいです」と、この仕事にも全力で取り組んでいる。
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目標は、受付の仕事を完璧にこなすこと
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 今井さんは、「受付の仕事は想像以上に複雑」と言う。「予約ひとつを入れるにしても、患者さまの希望の日時が空いていなければ調整が必要になります。できるだけご都合のいい曜日や時間をお聞きして別の日時を提案しますが、忙しい方などの場合は難航します。また、歯科医師や歯科衛生士にうまく伝えられなかったことを受付でおっしゃる方も結構おられます。私は専門職ではないので診療内容に関する質問には答えられないのですが、スタッフの一員である以上、『わかりません』では済まされませんから、必ず担当者に確認します。診療費用は、カルテを確認しながら電卓で計算しますが、診療内容ごとに単価が細かく決められているうえ、飲食店などと比べると金額が大きいので、お金の扱いにも気を遣います」と、苦労は尽きないようだ。
しかし、受付がどう対応するかでベル歯科医院の印象が大きく変わると思うと身が引き締まると言い、「やはり、自由診療は割高に感じるけれど、長い目で見れば良い結果が得られるということや、予防の重要性など、ベル歯科医院の方針に関する部分を患者さまにわかりやすく説明できるようになることが大事だと思います」とあくまでも前向きだ。「受付の仕事を完璧にこなせるようになるのが、今の一番の目標です」と語る今井さん。その瞳は、キラキラと輝いている。



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雑貨販売員から憧れの歯科助手へ転身
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鈴木千尋
歯科助手/就職して3年目
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自分なりの目標を見つけて努力
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 2005年10月。当時、雑貨店の販売スタッフとして働いていた鈴木歯科助手は、なにげなく眺めていた新聞の折り込みチラシの中に、ベル歯科医院の求人広告を見つけた。これといって資格は持っていなかったものの、医療機関での仕事がしたいと以前から思っていた。そこで、さっそく応募。面接では、「歯科助手の仕事をぜひやってみたい」と熱意を伝え、採用された。
最初の仕事は、診療の後かたづけや洗い物。こうした雑務をだいたい身につけ、職場に慣れた頃、助手としての仕事が始まった。
「目の前にある器具が何に使うものかも全くわからないような素人でしたから、洗って戸棚にしまうだけでも大変でした。最初の頃は、ドクターから言われた器具がどれなのかすぐにわからず、もたもたしていて怒られて、メソメソ泣いたりしていました。本当に打たれ弱かったんです」
それでも、やめようとは思わなかった。教育担当だった歯科衛生士はとてもていねいに仕事を教えてくれたし、失敗を引きずらないように、その場でわかりやすく説明もしてくれた。何より、せっかく見つけた医療の仕事を簡単に投げ出したくないという気持ちがあった。「そのためにも前向きにならなきゃ」と考えた鈴木歯科助手は、「同じ失敗は二度としない」とか、「アシストのスピードをもっと速くしよう」というふうに、自分なりの目標を見つけては努力を重ねた。「仕事を続けるうちに、ベル歯科医院の技術がとても高いということがわかってきて、ますますやめるのはもったいないと思うようになりました」
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院長専属アシスタントになり、認定資格も取得
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 目標をひとつひとつクリアしていく方法で急成長を遂げた鈴木歯科助手は、2007年6月、自ら立候補し、院長専属アシスタントになった。
「院長は自由診療のみを担当していて、常に最高の治療を目指して細かい部分まで突き詰めていくタイプです。専属になれば緊張の連続になることはわかっていたのですが、自分を試してみたい気持ちもあって……。こんなふうに考えられるようになるなんて、自分自身、すごく変わったなあと思います」
9月には、院長に勧められた日本歯科医師会歯科助手資格取得認定講習会(6日間)を受講。試験を受け、合格した。「認定証をいただいたときは、認められた、という実感がこみ上げてきて、本当にうれしかったです。資格に恥じないように、もっともっと力をつけたいと思います」むし歯がきれいに修復されていく様子や、治ったときの患者さんの笑顔を見るのが好きという鈴木歯科助手。これからも歯科助手ならではの役割を追求していきたいと、張り切っている。



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人とかかわる喜びを実感できる仕事
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佐久間美都
受付/就職して3年目
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患者さまとの会話から学ぶ
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 「私、実はすごく人見知りするタイプなんです。ベル歯科医院に就職して、はじめて受付のイスに座ったときは内心ドキドキでした。最初のうちはあいさつをしたり、事務的な対応をするのが精一杯だったのを今でもよく覚えています。でも、あることをきっかけに積極的に話しかける努力をしてみたら、だんだん患者さまと会話ができるようになってきました。受付の仕事を通して、ほんの少しですが、自分の苦手な部分を解消できたような気がしています」
こんなふうに話す佐久間さんは、2005年7月からベル歯科医院に勤務し、主に自由診療の人が通院する新館の受付を担当している。
「あること」とは、ベル歯科医院が院内あげて取り組んでいる、「患者さまの声を聴く」活動のこと。治療のこと、施設のこと、スタッフの対応、歯についての悩みなど内容は何でもOK。とにかく来院する人の興味や要望を、会話の中から吸い上げようという試みだ。「インプラントにしたらよくかめるようになったとか、ホワイトニングで思った以上に歯が白くなったとか、患者さまはよく、体験談を聞かせてくださいます。私は、新しい治療法のほとんどをそういった患者さまのお話から学びました。何気ないきっかけで会話が始まり、コミュニケーションができたときには、人と接するってこういうことなんだと実感します」
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笑顔を褒められて感激
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 ベル歯科医院では、常勤スタッフは自分のメインの仕事のほかにもいくつかの業務を兼務することになっている。佐久間さんは、企画や制作に関する業務を担当している。
「企画というのは、院内で行われるイベントの準備など。制作はポスターやチラシを作る業務です。仕事量が多く大変なときもありますが、とにかく与えられた仕事を効率よくこなすことを考えています。受付の空き時間にポスターを作るなど、常に何かしています」
以前の職場は量販店の事務部門。1日じゅうパソコンの前に座っている仕事で、会社の同僚以外の人と接することはほとんどなかった。その頃と今とのギャップはまだまだ埋まらず、ときには神経を使い過ぎてしまう日もある。しかしその一方で、「ベル歯科医院を発展させようといろいろなことにチャレンジする院長や、本当に患者さま思いの歯科衛生士たち、きちんと通院を続けておられる患者さまの姿には刺激を受け、元気をもらっています」と言う。「先日、ある患者さまが『ベル歯科の受付の人は笑顔がいい』と褒めてくださったのですが、それが自分でも驚くほどうれしかったんです。ここに来て2年余り経ち、やっと、患者さまから与えていただくものの大きさに気づき始めています」



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