入江 彰彦

スタッフの声

CTや手術室の活用で診療の精度をさらにアップ

入江 彰彦

  • 口腔外科専門医
  • 日本口腔外科学会専門医
  • 2004年から勤務

3週間ごとに勤務し抜歯や手術を担当

開業医として地域の人々の診療を担いながら、全国各地の歯科医院を巡って専門医療を提供するフリーランサーの顔も持つ。こんなユニークな働き方を続ける入江医師がベル歯科医院に勤務するようになったのは、歯学部を卒業後10年間勤務した大学病院を退職しフリーになった2004年のこと。「以来13年間、親知らずの抜歯やインプラント手術、口腔がん検診を担当し、専門医として、またチームの一員として、質の高い歯科医療、口腔外科医療の提供を目指してきました」と振り返る。直近1年間の入江医師の診療実績は、すべての勤務先を含めたトータルで、親知らずの抜歯が患者数にして600人、歯の本数にして700本。インプラント手術は同じく80人、120本である。
ベル歯科医院には、当初は月に2回、6日間来ていたが、現在は3週間に1回のペースで月〜火曜の2日間勤務している。勤務日数が変わったきっかけは、2012年に、福岡に「いりえ歯科口腔外科クリニック」を開業したことだ。同クリニックは月曜が休診、火曜には代診の歯科医師が来てくれている。この2日間を、外部の医療機関に勤務する時間に充てているというわけだ。休日を使い、しかも移動時間だけでも長時間を要するこのような働き方はけっして楽ではないが、「いろいろな人と交流し、さまざまな価値観や考え方に触れながら診療するスタイルが好き」という思いが原動力となっている。

自身のこうした経験から、「医療に限らず、仕事は好きなやり方でやってこそ力が発揮できるものです。若い方々にもぜひ、好きといえる働き方を見つけてほしい。そうすれば仕事に打ち込むことができ、患者さまのためにもなるし、結果として、収入や充実感のかたちで自分に返ってくるはずです」とアドバイスする。

全身疾患の予防や睡眠障害治療にも興味

口腔外科医の立場から見た、この13年間のベル歯科医院の最大の変化は、CTの導入や手術室(個室)の設置だ。「インプラント治療におけるCTは、たとえてみれば、暗い道で車を運転するときのヘッドランプのようなもの。安全に治療するためには必要不可欠です。また手術室も、感染のリスクを回避する意味でとても重要。これらを完備している歯科医院はまだ少なく、地域におけるベル歯科医院の優位性といえます」と評価する。
一方、患者さま側の変化としては、「治療内容に関心を示し、質を求める方が増えました」と指摘。今では説明や情報提供を密に行い、本人の希望を聞きながら、一緒に治療計画をたてることが日常的になったという。

こんな入江医師が現在興味を持っているのは、全身疾患の予防や睡眠障害の治療だ。どちらもすでに行っており、さらに深めていきたいと考えている。歯科医師や口腔外科医が貢献できる分野はまだまだあるし、考え方しだいで活躍の場はもっと広がる。入江医師の実践は、そのことを雄弁に物語っている。

2017年01月インタビュー

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