診療内容・症例紹介
お子さんの「歯医者さん怖い」を一緒に乗り越えましょう!
2025.08.06
海老名で小児歯科を探している保護者の方へ
お子さまが「歯医者さんが怖い」と感じてしまうのは、決して珍しいことではありません。
ベル歯科医院では、子供の心に寄り添いながら“歯科慣れ®”という独自のステップを通じて、お子さんに無理をさせないむし歯治療を行っています。
本記事では、実際に「歯医者さんが苦手だった3歳のお子さま」が、海老名の当院に通う中でどのようにむし歯治療を成功させたのか、その過程をストーリー形式でご紹介します。
小児歯科選びに悩まれている方や、治療に不安を抱えるお子さまをお持ちの方は、ぜひご参考になさってください。
――とある歯科医院の待合室
「お母さん、いやだってばぁ!」
小さな手が私の腕に絡みつく。いくら座席に促しても、足は一歩も動かない。
「今日はちょっとだけ見てもらうだけだよ、痛くしないって」
私は必死に説得するが、子どもは涙をボロボロこぼしながら首を横に振る。
――診察室
「〇〇くん、どうぞ~」
歯科助手さんの柔らかい声。でも、その瞬間、息子は私の足にしがみつき、全力で後ずさる。
「いやだ!ぜったい行かない!」
待合室に居合わせた人々がこちらをチラチラ見る。私は冷や汗をかきながら、しゃがみこんで視線を合わせた。
「怖いのは分かるよ。でも…」
言葉を続けても、涙と鼻水でぐしゃぐしゃな顔が「NO」を叫んでいる。
――数分後
先生が苦笑いで「今日は無理せず、また次にしましょうか」と言う。
私も「…はい、すみません」と小さく答えるしかない。
今はまだいいけれど、むし歯が悪くなってしまったら、いつかは避けられなくなる……と悩んでいるとき、ママ友からベル歯科医院を紹介されました。紹介されたものの、半信半疑でホームページを検索してみたり、他のママ友にも聞いてみたり。それでも、もしかしたら子どもが泣かずに済むかもしれないから、と思って試してみることにしました。
すると、状況が少しずつ変わりはじめました。
はじめてのベル歯科医院。
受付でスタッフさんが笑顔で迎えてくれた。
「こんにちは!今日は遊びに来てくれてありがとう」
そのやわらかい声に、ぎゅっと握っていた子どもの手から、ほんの少し力が抜けるのを感じた。
待合室には絵本やガチャガチャが並んでいる。
最初は私の足にしがみついていたけれど、「あれ面白そうだね」と声をかけると、やがてそろりと近づいて手に取る。緊張していた肩が少し下がったように見えた。
好きなキャラクターを見つけて座ったその表情には、緊張の中にも小さな好奇心がのぞいていた。
やがて診療室へ。
「今日は治療じゃないからね。お母さんとお兄ちゃんも一緒に座ってみようか」
先生が声をかける。お母さんの膝にしっかり腰を下ろしながら、大きなイスを眺める。
ボタンを押すと、イスがゆっくりと倒れていく。
「わぁ…動いた!」
お兄ちゃんも「ちょっと合体ロボの変身みたいだよね」と笑う。
その言葉につられて、あの子の口元もすこし緩んだ。
「これなあに?」
興味を示したので、先生が道具を一つずつ紹介していく。
「これはお水を出す道具だよ。お母さんの手に出してみるね」
ちょろちょろと水が流れるのを見て、目がまん丸になる。
「さわってみる?」
お母さんの手を握ったまま、そっと指先を近づける。冷たくてこそばゆい感触に小さく笑う。
次は吸う道具。
「これは、ちいさなお掃除機なんだ」
お兄ちゃんが口にあてて「ジュルルル」と音を立てると、あの子も「ぼくも!」と挑戦。
ほんの少し前まで「イヤ!」と泣いていた姿が嘘のように、好奇心でいっぱいになっていく。
今日は、歯のクリーニングに挑戦。
小さなブラシで歯をなでられると「くすぐったい!」と笑った。
それでも私の手をしっかり握り、緊張の名残を感じる。
次はお水でゆすぐ練習、ホースで吸う練習。
どれも最初はお母さんと一緒に、お兄ちゃんのお手本を見てから。
段階を踏むたびに、子どもの顔に「できた!」の笑顔が増えていった。
最後に先生が「今日はここまで。とってもじょうずにできたね」と声をかけてくれる。
子どもの胸が、小さな誇らしさでふくらんでいくのがわかる。
あんなに怖がっていた歯医者さんが、今日から少し違う場所に見えたのかもしれない。
私の胸にも、ふっと温かいものが広がった。
泣かない通院へのステップ
私たちは、お母さんやお父さんの「我が子が健やかであってほしい」という願いを受け止めています。歯は自然に治ることがありませんから、そのためには泣いても嫌がっても仕方ない、子どものためと諦めていた方もいらっしゃるでしょう。
ですが、このお子さんが特別だったわけではありません。
今まさに、たくさんの仲間が歯医者さんに慣れようと通っています。そうして、泣かずに通えるようになったお子さんがたくさんいるのです。
その理由は、お子さんが受け入れられる状況になったのを確認しながら、急かすことなくひとつずつ進めるというベル歯科医院の姿勢にあります。経験豊富なスタッフが一丸となって、その子にとっての「わからない」や「こわい」を丁寧に解消していきます。
ステップに沿って進めていけば、あなたのお子さんも泣かずに歯医者に通えます。
ここから、その流れをお見せします。
① 無理に治療しない
お子さんのペースを大切にします。お部屋に入ること、先生とのご挨拶、小さなことからひとつずつ出来ることを増やしていきます。
② きちんと説明する
わからないことは大人でも怖いです。器具を見せたり、やり方を話したりしながら「わからない」「こわい」をひとつずつ無くし、安心感を育てます。
③ 「できた!」の積み重ね
歯にお水をかけてホースで吸い取る、お掃除する、そんな小さな成功体験を重ねていくことで、自然と治療へ進めるようになります。
この流れを踏むことで、あなたのお子さんも自然に歯医者に通えるようになります。それがベル歯科医院の「歯科慣れ®」のアプローチです。
歯医者が怖くなってしまう前に、むし歯になってしまう前に、ぜひ予約ページからお申し込みください。
「歯科慣れ®」で得られるメリットは
- 歯医者さんに慣れることで恐怖心が減り、スムーズに治療できる。
- 予防習慣を身につけ、初期のむし歯を進行させず、そのまま乳歯卒業を目指すことができる。
- そもそもが定期健診につながり、むし歯ゼロを目指すことができる。
料金と通院回数の目安
こちらの金額は目安です。
お子さんの状況に応じて、必要な回数で計画的に対応いたします。治療内容や年齢、自己負担割合によって金額が異なりますので、詳細はスタッフにご相談ください。
内容 | 回数の目安 | 費用(保険診療) | ||
---|---|---|---|---|
初診・カウンセリング | 1回 | 約1,000~2,000円程度(3割負担時) | ||
歯科慣れ®ステップ (1回約15分) |
2~5回程度 | 詳しい金額はお問合せください | ||
本格的な治療開始 (必要に応じて) |
お子さまの お口の状態による |
詳しい金額はお問合せください |
通院ペースはご相談ください
- 歯科慣れ®は、基本的に月1回のペースです。お子さんに応じて必要であれば増やすこともあります。
- お子さんの様子を見ながら、無理なく、お子さんのペースで進めていきます。
院長からのメッセージ
![]() |
「歯医者が苦手…」という方の多くは、子どもの頃のイヤな思い出が原因です。 だからこそ歯医者が怖くならないように、成功体験を小さい頃から積んでほしい。 それが『歯科慣れ®』に込めた想いです。 |
よくあるご質問
Q.どのタイミングで歯科慣れする子が多いですか?
A. 何歳からでも通えますが、1歳半健診をきっかけにする方が多くみられます。慣れていく過程で、検診や歯ブラシ指導も併せて行うことができます。
Q.治療が始まるまで何回通えばいいですか?
A. お子さんの様子に合わせて進めていきますので、あくまでも目安になりますが平均して2〜5回程度で治療に進む方が多いです。
Q.自費診療ですか?
A. 保険診療内のため、各市町村の子ども医療費助成の対象になります。医療証をお持ちください。
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